火災保険の入り方、ご紹介します

ファイナンシャル・プランナー 宮里 惠子

2018年11月作成

保険金額を設定する時のポイント

火災保険に加入する時には建物、家財それぞれの保険金額を設定します。この時、適正な保険金額を設定しなければ、損害の全額が補償されません。

「建物」とは、一戸建て住宅であれば対象の住宅そのものですが、分譲マンションの「建物」には、専有部分と共用部分があります。個人が火災保険に加入するのは専有部分で、共用部分は管理組合などが加入することになります。

 「建物」の保険金額の設定基準には「再調達価額」と「時価」があります。「再調達価額」とは、保険の対象と同等の物を再建築または再購入するために必要な価額。「時価」は、再調達価額から使用による損耗分を差し引いた価額です。現在は「再調達価額」を設定基準にするのが一般的です。

 一戸建ての新築物件であれば、その建築価額が「再調達価額」です。分譲マンションの購入価格には、土地代や共用部分の価格が含まれているので、新築マンションの場合、「購入価格=再調達価額」とはなりません。

「家財」の保険金額の設定は、ひとつひとつの家財を評価するのは手間がかかるので、世帯主の年齢や家族構成から標準的な評価額(再調達価額)を算出できる簡便な方法があります。それを参考に契約者自身が保険金額を設定します。

表画像

(日本損害保険協会ホームページより)

上記とは別に、建物の所有形態(所有・賃貸の別)や占有面積などに応じて家財の平均的な評価額を決める方法を用意しているケースもあります。
再調達価額の算出には、一定の計算方法があります。保険会社に見積もりを依頼して適正な評価額を算出するのもいいでしょう。

保険期間の途中で、家族構成が変わるなどして家財の状況が大きく変わり、家財全体の保険価額が著しく減少した場合、保険金額を減額すると保険料も減額されます。

自由選択型の火災保険の加入例

現在主流の自由選択型の火災保険の補償内容は、基本補償にオプション補償をつけて契約します。近年、大型台風やゲリラ豪雨により各地で想定外の災害が発生したり、急に竜巻が発生したりと、補償の範囲をどう判断するか困難になってきています。居住地のハザードマップを参考にするのもいいでしょう。
例えば、

【新築一戸建てに住むAさんの場合】

<建物>

基本補償
  • 火災
  • 落雷
  • ガス爆発などの破裂・爆発
オプション補償
  • 台風の通り道だ⇒風災・雹(ひょう)災・雪災
  • 車の通りが激しい⇒自動車の飛込み等による飛来・落下・衝突
  • 近くに川が流れている、山・崖が迫っている⇒水災
  • 治安が心配⇒盗難

<家財>

基本補償
  • 火災
  • 落雷
  • ガス爆発などの破裂・爆発
オプション補償
  • 近くに川が流れている、山・崖が迫っている⇒水災
  • 治安が心配⇒盗難

戸建て住宅の場合、近くに川や崖がない都市部でもマンホールから水があふれて床上浸水するケースも考えられます。

【分譲マンションに住むBさんの場合】

<建物>

基本補償
  • 火災
  • 落雷
  • ガス爆発などの破裂・爆発
オプション補償
  • 上の階からの水漏れが心配だ⇒給排水設備の事故等による水濡れ

<家財>

基本補償
  • 火災
  • 落雷
  • ガス爆発などの破裂・爆発
オプション補償
  • 竜巻が発生したことがある地域だ⇒風災・雹(ひょう)災・雪災
  • 治安が心配⇒盗難

マンションであっても、台風による暴風によって飛んできた物が窓ガラスを破り家財を壊す事例もあります。

自由選択型の火災保険は、建物の種類(一戸建て、マンション)、立地条件等により、契約者が補償内容を取捨選択することで適正な保険料で加入できるのが特徴です。
ただし、火災保険のみの加入では、地震による損害や地震によって発生した火災・津波・土砂崩れなどの損害は補償されません。

プロフィール画像

宮里惠子(みやさとけいこ)1級FP技能士 消費生活アドバイザー

「地震保険を考えるFP研究会」「子供にかけるお金を考える会」所属。大学卒業後、コンピューター販社でプログラマーおよびOAインストラクターとして勤務。FP資格の取得後、来店型保険代理店勤務を経てフリーに。自分で身を守らなければならないこの時代、「必要なところに必要な情報を届けたい」との思いで、生命保険の見直しのほか教育費プランや住宅ローンアドバイスを雑誌・新聞・Webに執筆、セミナーを行う。

 
  • Resta(リスタ)の正式名称は「地震被災者のための生活再建費用保険」です。
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募集文書番号:BG02-2018-1997
2018年11月作成
引受少額短期保険業者 SBIリスタ少額短期保険株式会社

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※「地震保険」とSBIリスタ少額短期保険の地震補償保険Resta(リスタ)とは異なる商品です。



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